初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』)
息子が当時6歳の時の写真です。
2015年4月
今日は小学校の入学式
少し緊張気味の息子です。
子供の成長って本当にあっという間
でもこうやって普通に小学校に通えるなんて夢みたい
入学式はもちろん夫婦そろって出席です。
小学校は全校生徒が1000人ぐらいで、いわゆる「マンモス校」でした。
1クラスも40人ぐらい
幼稚園と比べたら倍近い人数です。
でも家から500mぐらいの距離のため安心です。
無理なく通えて、何かあったらすぐに学校に飛んで行けます。
幼稚園と違って学校に頻繁に行くのは自粛するつもりですが・・・(笑)
入学式が始まりました。
子供たちがトトロの音楽に合わせて入場してきます。
息子は緊張しているだろうなと思ったら・・・意外とリラックス
手を振り返す余裕さえあります。
少し安心です。
名前を呼ばれても、小さい声でしたがちゃんと返事できました。
そしていよいよクラスへと移動です。
気になるクラスメイトは・・・
幼稚園でも仲の良かったY君・S君と一緒です。
幼稚園の園長先生やT先生が小学校にお願いしてくれたんだとすぐにわかりました。
本当に感謝です。
気になる担任の先生は・・・女性です。
ベテランの先生のようで安心です。
第一印象としてはしっかりされた先生だなと感じました。
保護者の質問にも淡々と答えていきます。
やっぱり幼稚園とは雰囲気が違います。
息子はというと新しい教科書に興味津々でうれしそうです。
先生のお話も真剣に聞いています。
「あいうえお」順で偶然にも後ろの席は仲良しなS君
席もしばらくは安心です。
こうして無事入学式は終わりました。
いよいよ始まるなといった感じです。
小学校で心配なことは山ほどありますが、息子は特別支援学級にも所属していますので安心です。
一つ一つ乗り越えていければいいなと思っていました。
中でも心配しているのが「いじめ」や「仲間外れ」です。
小学生になるとみんな自我が芽生え、自分より劣っている子は標的になる恐れがあります。
息子は長期入院の影響で成長発達も2年遅れ
勉強も運動もコミュニケーションもダメという致命的な状況でした。
体育は先生にサポートをお願いして、勉強だけでもなんとかしないといけないと思っていました。
でもハードルは高すぎます。
「動物将棋」ってありますよね。
あの簡単な「動物将棋」ですら何度教えてもわからないぐらいのレベルでした。
でも私は狙っていました。
勉強ができる子は「いじめ」や「仲間外れ」のリスクが大幅に減る
せめて勉強だけでもできる子にしたい。
運動機能はどうしようもない。
コミュニケーションもまだまだ時間がかかりそう
そう考えたら勉強しかありません。
でも動物将棋ですら理解できない息子の学習能力をどうやって上げるか・・・
私の小学校最大の宿題でした。
でも安心してください。
親子の取り組み一つで学力は数段とアップします。
ネタバレになりますが、この状態から小学校高学年で100点を連発するまで成長できました。
やっぱり「諦めないこと」です。
根気よく取り組めば、必ず結果はついてきます。
この取り組み内容も今後のブログで適宜紹介させていただきます。
話しが少しそれましたが、明日からは小学校生活がいよいよ始まります。
親としてはどちらかというと心配よりも期待でいっぱいでした。
新しい道が開けた感じでした。
だってこども病院でずっと寝たきりだった息子が念願の小学校に普通に通えるのですから
「ありがたい」
その一言に尽きまhした。
でももう後戻りはできません。
療育の先生から養護学校を進められましたが、そこをお断りして小学校と特別支援学級の道を選択しました。
必ず特別支援学級も卒業し、中学校までに自立させることが新たな目標です。
難病も奇跡的に乗り越えてきた。
子供の可能性は無限大
家族みんなで力を合わせればきっと乗り越えられる。
小学校の桜の花びら一つ一つがキラキラと輝いて見えました。
あと6年この桜を見たら息子は更に次のステージへ
やることは決まっています。
息子が楽しい学校生活を送れるよう親としてできることを精一杯やり、息子をサポートしていく。
私の心の中にまた新たな炎が点火されました。
「がんばれ〇〇(息子)」
『わくわく日記』小学校編スタートです。
いつもブログを見ていただき本当にありがとうございます。
【育児本のご紹介】
当時、療育の先生にお勧めされた育児本を紹介します。
年齢(0歳~6歳)ごとの子供の特性が詳しく書かれています。
子供の特性を知ることで私たちも気持ちがずいぶん楽になりました。