いつもブログ『わくわく日記』を見ていただきありがとうございます。
今回も番外編です。
前日、コロナウィルスワクチン（３回目）を接種した私は朝から筋肉痛と発熱
気分は悪くないので、ブログ作成にとりかかる。
私のパソコン机の目の前にピアノがある。
中２息子がいつも通りピアノの練習中
練習している曲は「YOASOBI」の「群青」
ピアノの爆音がもうろうとする私の頭を更に刺激する。
でも、不思議と心地よい
とても前向きな曲
私のパソコンを打つ手もなぜか加速する。
前置きが長くなりましたが、本文に入ります（笑）
「めっちゃ楽しかった～」
中２息子が２泊３日の修学旅行から帰ってきた。
家の中が一気に明るくなる。
私の心に３日間かかっていた、どんよりとした雲も一気に晴れる。
この一言が全てを物語っていた。
大好きな「Ｙｏｕｔｕｂｅ」にも今日は見向きもしない。
寝るまで一人でしゃべりっぱなしだった。
おいしい料理、楽しかったホテル宿泊、そして数々の珍事件・・・（笑）
うれしそに話す息子に、聞き入る私たち
息子のお土産話で、妻も私も一緒に幸せ気分を味わえる。
子供の幸せそうな笑顔って本当に最高
見ているだけでこっちまで楽しくなれる。
とてつもないパワーをもらえる。
コロナ禍でなかなか家族旅行にも行けない中、久しぶりの旅行は新鮮そのものだった様子
大切な仲間と一緒に旅ができる。
息子にとって本当に貴重な体験となったようだ。
息子が修学旅行を満喫できたのは、先生方のおかげ
本当に感謝の気持ちでいっぱい。
難病を持って生まれた息子
何とか乗り越えたものの、排便だけはまだ訓練中
自力で排便することがまだうまくできない。
よって、朝晩の浣腸で排便している。
息子はもう中学２年生
思春期真っ只中の荒波を突き進んでいる
息子は全然気にしていないが、友達がいるホテルの部屋で浣腸するのはちょっと・・・
妻が担任の先生へ相談したら、早速同行する保健室の先生と連携をとり、入念に打ち合わせを実施
息子にも当日の動きを念入りにレクチャー
コロナ対策だけでも大変なのに本当にありがたい。
作戦としては、みんなに気づかれないように、保健室として借りているホテルの予備部屋を活用
あえてみんなが泊まる階とは別の階を準備してもらった。
みんなより３０分早く起き、こっそり浣腸する。
部屋のみんなにだけは、薬を飲むから息子だけ早く起きることを説明
万全の態勢で当日に挑んだ。
部屋のみんなも息子が朝出やすいようにと入り口側の布団を息子に・・・
みんな本当に優しい。
だが、ハプニングが・・・
枕投げをしていた子供たちが、息子の目覚まし時計に枕をぶつけてしまって・・・
表示時間が狂ってしまったらしい。
「これじゃ〇〇君が朝起きれない」
みんな必死で治そうとするが、目覚まし時間はますます狂っていく（笑）
先生に部屋のみんなが事情を説明
結局、先生が息子を起こしてくれることに（笑）
朝、先生が起こしに来てくれた。
息子が部屋の外に出ると、場所を案内
途中すれ違う見回りの先生も息子に声をかける。
「朝早くから大変だね、頑張って」
息子は誰もいない廊下を歩くのは怖かったけど、先生たちが声掛けしてくれたから安心したらしい。
先生、そしてみんなの協力で作戦は成功し、息子の楽しい旅行へとつながった。
修学旅行から帰って来て、うれしそうにお土産を広げる息子
「これはお世話になった担任の先生と保健室の先生に」
一緒に行ったはずなのに・・・（笑）
「みんな先生に買ってた？」
「ううん、自分だけ」
「自分へのお土産は？」
「いらない、この太宰府天満宮の学業御守りだけで十分」
「牧場でソフトクリームも食べたかったけど、すごい並んでいたから我慢した」
先生方が息子のために一生懸命していただいたことが本当にうれしかったようだ。
自分から感謝の気持ちを伝えたいという息子の素直な思いに更なる成長を感じ、うれしかった。
きっとこの感謝の気持ちが、息子を更に大きく大きく成長させてくれるものと信じている。
思い起こせば、私たち家族は数多くの方々に助けられてきた。
私たち家族だけだったらきっと乗り越えられなかったと思う。
困難の連続だったが、その時その時によき理解者、よき協力者が現れ、助けてくれた。
本当に感謝
「息子は本当に人に恵まれているな」「運がいいよな」っていつも思っていたが、
それだけじゃないような気がしてきた。
息子の健気に頑張る姿、いつも謙虚で前向きな姿、素直に感謝する姿に人は心を動かされるのではないかと思う。
息子の素直な心は、人をひきつける大きな力を感じる。
幸運って、偶然もあるが、こうやって必然的に引き寄せていくものなのかもしれないと感じる。
これからも常に感謝の気持ちを大切にしていきたい。
息子はというと・・・今もまだ旅行気分が抜けきれず、かなり浮かれている（笑）
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