子育て

息子の闘病・療育生活を経験して伝えたいこと

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

(2021年2月14日 バレンタインデーに書いたブログをリニューアルしています。)

今日は息子の12歳の誕生日です。
(現在、ブログで赤ちゃんの時からのことを振り返っている最中ですので、ネタバレにはなってしまいますが・・・どうしても今の思いを伝えたかったのですみません。)

最近の息子は本当に毎日が充実しています。
学校もとても楽しいようです。

最近、塾にも入り学力も更に伸びています。
卒業式のピアノ伴奏にも選ばれ、毎日、練習中です。
(練習風景は下記YouTubeをご覧ください。)

(16) 卒業式に向けて「旅立ちの日に」ピアノ伴奏 猛練習(2/14) - YouTube

同じクラスの本命の女の子からもチョコをもらって、とてもうれしそうです。
(あまり書くと怒られますが・・・)

私が子供のころと比べると、比較できないぐらい幸せな日々を送っています。
正直、うらやましいです(笑)

赤ちゃんの時に何度も生死をさまよって、ずっと入院していた息子がまさかここまで成長するとは夢にも思っていませんでした。
こんな「あたり前の生活」を送れるとは当時想像もできませんでした。
本当に子供の可能性は無限大です。

これも息子の頑張りはもちろん、家族みんなで頑張って力を合わせて、一つ一つ試練を乗り越えてきた結果だと思います。
でも、息子の完治していない病気もまだ残っているし、また、家族の大きな夢もあります。
こんなところでは終わりません。
これからも私たち家族は更に突き進みます。

子育ては「子供が自転車に乗る練習」に例えるとわかりやすいと思います。
私たちの場合ですと、

1、息子が乗った自転車を夫婦で支えて前に押すが、泥沼のため何度も立ち止まり、少しづつしか前進しない「赤ちゃん期(闘病期)」
2、やっと泥沼から抜け出し、今度は石ころだらけの道のため、補助輪(療育)をつけて、夫婦でしっかりと自転車(息子)を支え、石を拾いながら前に進んだ「幼少期(療育期)」
3、今度は小石のある道です。補助輪を外し、最初は夫婦で自転車(息子)をしっかり支えます。そして、途中で手を放し、とことん夫婦で見守った「小学生時代(進化期)」

子供がつまづいてしまったら、まずは子供を安心させなければなりません。家族(周囲含む)で大事に大事に育てて、自信をつけることが最優先です。
(この時期は徹底的に子供と向き合い、親が一緒に都度問題を解決していくことが大切です。小さな自信を与えていくことです。)

ただ、ある程度自信がついたら、親から手を離されなければなりません。いつまでも手をかけたら、逆にいつまでも子供の成長をストップさせることになります。
(いつまでたっても親の支えがないと自転車に乗れないのと同じです。)

その手を放すタイミングを見極めることが一番重要です。
(手を離すのが早すぎたら、途中で自転車は倒れてしまいます。)
一番いいタイミングは、それまでに子供ととことん接していれば、必ずわかります。

そして、一度手を離したら子供を信じて見守ってください。途中でフラフラして倒れそうになっても手を差し伸べないことです。とことん見守ってください。ここは我慢です。
(ただし、自信を失わないように子供の話だけはしっかり聞いてあげてください。)

私たち夫婦もこの「手を放す」ことにかなりちゅうちょしましたが、ギリギリのタイミングで手を離せたと思っています。

すると、子供は親が思っている以上にどこまでも成長します。
このことが私が闘病生活・療育生活等を経験して感じた、最も伝えたい内容の一つです。
(そのためには、まず家族の協力は必須です。協力者は一人でも多いほうがいいと思われます。)

詳しいことは、過去の経験を元に、またブログで改めて説明していきたいと思います。
私たちの経験を少しでも多くの人に伝えていけたらいいなと思っています。

長くなりましたが、息子の小学校最後の誕生日を無事迎えることができて、本当に幸せです。
恐らく卒業式は夫婦で号泣すると思います(笑)

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