②在宅看護編

幼稚園生活始まる

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

12月(3歳10か月)になりました。

療育の先生に紹介してもらった幼稚園ですが、11月から通っています。
カトリック系の小規模な幼稚園ですが、クラス編成が縦割りとなっているのが特徴です。

3クラスあり、年少以下・年中・年長と混在しています。
上の子が下の子の面倒を見てくれます。
(1歳年上の女の子が特に息子の面倒を良く見てくれて、とても助かりました。)

息子は気管切開をしていたので幼稚園はあきらめていましたが、受け入れてくれるとのことで感謝の気持ちでいっぱいでした。

長期入院と気管切開のためコミュニケーションの遅れを心配していたので、少しでも早いうちに同年代の子供たちに慣れてくれればいいなと思っていました。

幼稚園には看護師さんがいません。
気管切開をしているので、毎回、妻が息子と一緒に登園します。

幼稚園の図書室で妻が待機し、痰がたまってきたら息子が妻のところに行き吸引するという形をとりました。
妻は毎日にいたので、幼稚園のお手伝いもしていました。

息子も最初はガチガチに緊張していましたが、1か月たつとだいぶ慣れてきたようで表情も明るくなってきました。
何より妻がいつも幼稚園にいることが安心なようです。

何人かの子にも慣れてきたようで、一緒に遊ぶ姿やふざけ合う姿も少しずつ見られるようになってきました。
うれしい限りです。

他の子供たちにとっては、やはり気管切開が気になるようです。
吸引しているとみんなが不思議そうな顔をして聞いています。

「なんで喉に何かついてるの?」
「なんで声が出ないの?」

幼稚園の先生も最初みんなに丁寧に説明してくれましたが、それでも毎回聞いてきます。
「病気してて、今治しているところなんだよ。だから優しくしてあげてね」

気管切開のチューブを他の子が引っ張ってチューブが抜けることを一番心配していましたが、幼稚園の先生の協力や子供たちの理解で大丈夫でした。

お昼も毎回お弁当ですが、妻も頑張って毎日色とりどりの弁当を作っていました。
食事面もまだまだ遅れていたので、どうやったら食べてくれるか工夫に工夫を重ねます。

幼稚園ではみんなと一緒に食べるので、お弁当は自然と良く食べていたと思います。
でも、家ではまだまだでした。
なかなか食べれず、足りない分を胃ろうからラコール(ミルク)注入していました。

私も息子の様子が気になって仕方なかったので、会社を昼から休んでよく幼稚園に様子を見に行っていました(笑)
幼稚園に行くと、息子がとてもうれしそうにニッコリしてくれます。
それがたまりませんでした。

そして、息子の元気な姿を見ると安心できました。
まだまだ子離れができそうにありません(笑)

幼稚園の他にリハビリもあったので、療育はしばらくお休みすることにしました。
こうして幼稚園生活が新たにスタートしました。

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