③療育編

本当にヒヤッとした話

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳の時の写真です。

今日は息子の幼少期に本当にヒヤッとしたことをお話させていただきます。

息子が5歳の運動会当日の話です。

幼稚園最後の運動会とのことで息子の勇姿をしっかりと見届けよう思い、いい場所を確保しようと朝から張り切っていました。
「運動会の場所とり」と言ったらパパの出番です。
私は当日朝5時に妻に車で幼稚園まで送ってもらい、長蛇の列に並びます。

何とかいい場所をゲットでき、7時前にまた妻に迎えに来てもらいました。
息子はいつも朝起きるのが遅いので、まだ寝てるから家で一人になるけど大丈夫だろうと思っていました。

妻が幼稚園に迎えに来ました。

「いい場所をとれたよ」
「良かったね」
「〇〇(息子)は寝てた?」
「まだぐっすり寝てたよ」
「運動会で疲れるから、ギリギリに起こそうか」

そんな何気ない会話をしながら家に帰っていました。

当時私は会社の代用社宅(マンション)の5階に住んでいました。
2車線の国道沿いのマンションで、朝晩問わずとても交通量の多い場所です。

マンションに近づいたその時でした。
マンションの隣にガソリンスタンドがありますが、その前に小さな男の子が裸足で泣きながら看板のところに座っています。

妻も私もすぐにわかりました。
息子です。

妻が慌てて車から降りて息子を抱きかかえます。
私も車をマンションの前に一旦停めて、慌てて息子の側に向かいます。

息子は大号泣でした。

「ごめんねー」
「幼稚園に行ってたの。昨日の夜ちゃんと話しとけば良かったね」
「本当にごめんね」

息子はしばらくずっと泣いてました。
朝起きたらパパもママもいなかったからビックリして外に探しにきたようです。

息子は長期入院し、4歳まで気管切開をしていたため一人で外に出たことはスーパーまでおつかいに行かせた1回だけしかありませんでした。

後で息子に詳しく話を聞いたら、エレベーターも使わず泣きながら5階の非常階段から下に降りて、ずっと私たちを探していたようです。
朝の6時ぐらいに・・・

こんな交通量の多い場所で、たった一人で探していたなんて・・・
もし何かあっていたらと思うと本当にゾッとしました。

運動会前から息子を疲れさせてしまいました。
本当にかわいそうなことをさせてしまったなと大反省です。

「ちょっと目を離したすきに・・・」という子供の事故をTVのニュースでよく見ます。
親が別のことに集中している時や余裕がないときほど、子供から目を離さす、注意しとかないといけないなと改めて実感しました。

万が一最悪の事態になってしまったら、何もかもを失ってしまいます。
一生後悔して生きていくことになります。

幼少期の子供は何が起こるかわからないので、特に気をつけないといけないなと思いました。

次回のブログは気持ちを切り替えて、運動会の話を書かせていただきます。
ブログを見ていただきありがとうございます。

-③療育編
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