子育て

子供の好奇心は,とことんやらせてあげることで将来大きな力となる

子供って親から見ても明らかにできそうにないことをやりたがる時って結構ありますよね。

時間がないとついつい「早くしなさい、どうせできないんだから」と親がやめさせてしまいがちです。

私もそうでした(笑)

 

でも実はその時間って子供の大きな「成長チャンス」なんです。

子供がやりたがっている時は、時間が許す限りとことんやらせてあげてください。

夢中にさせてあげてください。

 

できたら大きな自信となります。

例えできなくても、大きな経験となります。

 

この子供がやりたがる「好奇心」を伸ばしていくことが大切なんです。

この子供の好奇心は、やがて大人になって大きな3つの力となります。

  • 何事にも挑戦できる力
  • どんな困難にも立ち向かっていく力
  • 挫折しても、すぐに立ち上がる力

 

幼稚園生の時、竹馬との出会い

息子は赤ちゃんの時、心臓と気管の大手術をしました。

長期入院の影響で成長発達も大幅に遅れていました。

 

息子が幼稚園生の時に通っていた療育センターの先生からのアドバイス

「竹馬にすごい興味があるみたいだから、竹馬の練習をするといいかも」

何気なく言われた先生のひとことがずっと頭の片隅にありました。

 

でも、当時は三輪車さえうまく乗れなかった息子

「まだ無理かも・・・」

 

キセキ☆
キセキ☆
親の私が簡単に諦めちゃってたんですよね・・・

 

そんなある日、イオンモールのイベントで出会った「竹馬教室」

「竹馬はコツさえつかめば誰でも乗れるようになる」

 

竹馬の名人の熱弁に押され、ワンコインを支払って、息子も挑戦しました。

「お父さんお母さんは買い物でも行っててください。戻られたらビックリすると思います。」

 

30分後、息子を迎えに行くと・・・

そこには息子にそっぽをむけ、体育座りでステージのイベントを見ている竹馬の名人がいました。

「この子はセンスがない」

はっきり言われちゃいました。

当時私は、竹馬の名人に何も言い返すことができませんでした・・・

小学校3年生、竹馬への再挑戦

「竹馬に乗れるようになりたい」

小学校3年生の時、突然息子が私に言いました。

 

「まだ無理かも・・・」と思いましたが、息子がせっかくやる気になってるんだからと思い、練習することにしました。

 

キセキ☆
キセキ☆
子供のやる気はやっぱり大切にしたいですよね

 

ホームセンターで木材を買って、竹馬を作ってみましたが、息子には不評でした。

結局、ネットでプロが作った完成品を購入しました(笑)

 

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竹馬が届いてから、早速公園に行って練習です。

私も竹馬に乗って、まずは見本を見せようとしましたが、うまく乗れません(笑)

子供の時は乗れたはずなのに・・・

 

「竹馬が上手く乗れる方法」ネットで研究し、早速息子に伝授します。

「1、2」

なかなかうまく乗れません。

まだまだ時間はかかりそうです。

 

それから毎週末、公園で竹馬の特訓です。

比較的大きな公園だったので、テントを張ってキャンプ気分でいつも練習していました。

 

汗だくになりながらも、決してあきらめない息子

まさに無我夢中でした。

 

ドッジボールやキャッチボールはしばらくしたら飽きるのに、竹馬だけはなぜかあきらめなかったんですよね。

「竹馬に乗れるようになりたい」息子の強い気持ちがそうさせたんだと思います。

 

1か月ぐらい、その生活が続いた後、ついに息子は竹馬に乗れるようになりました。

「1、2、3、4、5・・・」

息子の竹馬の歩数を大きな声で一緒に数える私たち夫婦

「63、64、65、66・・・」

 

やればやるほどんどん歩数が伸びてくる息子

ついに「100」を超えました。

 

キセキ☆
キセキ☆
子供ってある瞬間、急にできなかったことができるようになるんですよね

 

「おー、すごい、やったねー」

息子もまんべんの笑みです。

「体重をこうやって前にかければいいんだよ」

家に帰ってからも竹馬の話しでもちきりです。

自分からやりたいといって、できるようになることは大きな自信となる

息子の「竹馬に乗れるようになりたい」という強い気持ちが、決してあきらめない気持ちを生み出し、それが結果につながりました。

息子自身がやる気になって、自分で乗れるようになったことが、息子の中で大きな大きな自信となりました。

 

体育が全然できない息子でしたが、竹馬ができるようになったことで、「体育ができなくても、竹馬に乗れるからいいや」

そんな楽観的な感じでした。

一つ自分でできたことで、心に余裕ができたんだと思います。

最後に

子供の成長は無限大

せっかく子供がやる気になっても、親が無理だと決めつけてすぐにやめさせたら、子供はそこまでしか伸びません。

それ以上伸びるはずがありません。

 

キセキ☆
キセキ☆
せっかくの息子の成長チャンスを、親の私が摘み取ってしまってたんですよね・・・

 

子供がやる気になった時は、たとえ無理だとわかっていても、時間の許す限りやらせてみることが大切です。

子供の好奇心、夢中になっている時間を可能な限り見守るといいです。

 

何より「やればできる」楽しさを実感してもらうことが大事です。

その楽しさを知った子供は、他のことにもどんどん挑戦していきます。

そして、この子供のころの頑張った経験が、大人になって大きな力となります。

 

頑張る子供たちをとことん応援したいものですね。

 

 

 

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