子育て

最近思うこと

わくわくブログを見ていただきありがとうございます。

 

今日は2022年12月30日

今年も残すところあと2日

買い物を終わらせ、家に到着

車を降りると家の中から聴こえてくるピアノの音色

 

「今日もやってるな」

曲は「魔女の宅急便」のテーマソング「やさしさにつつまれたなら」

思わず口ずさみながら家の中に入ります。

一生懸命ピアノに向き合う中2息子

いつもの光景が目に移ります。

ちょうど1週間前にピアノレッスンでもらってきた新しい楽譜

練習を始めて1週間

まだうまく弾けない部分はあるものの、もう最後まで一通り弾けるようになっています。

 

ちょうど弾き終わったあと、私にうれしそうに話しかけてきます。

「最初から聞きたいんじゃない、もう1回弾こうか?」

「お願いします!」

 

まんざらでもない顔で息子はまたピアノを弾き始めます(笑)

やさしさにつつまれたなら~♪

本当に優しさに包まれるような癒される曲です。

 

我が家は今日も平和だな~

息子のピアノを聴いて、私の体の中から安心感が改めてこみ上げてきます。

 

ピアノが終わったら、勉強です。

「今日はいいんじゃない?年末だし・・・」

「正月はほとんど勉強できないんだから、今のうちにやっとかないと」

ブツブツ言いながらもリビングの机に座る息子

中2だけど・・・まだまだ素直です(笑)

 

1月には英検(3級)の試験が控えています。

「勉強どこまで進んだ?」

進捗状況をさりげなく聞き、息子のモチベーションを上げます。

案の定、うれしそうにやったことを見せてくる息子

 

親はまだやってないところが気になります。

でも、子供ってやったところ、つまり、がんばったところを見てもらいたいんですよね。

ですから、まずはがんばったところをしっかり見てあげて、そこを認めたうえで、軽くアドバイスに移ります。

 

「よし、今日は過去問をやろう」

「えーっ、でもリスニングはそうするの?」

「ほら、CDラジカセがあるでしょ!」

少しドヤ顔でCDラジカセを指さします。

実はリスニングのために前日、使っていなかったCDラジカセをきれいに掃除し、リビングの目立つところに設置しました(笑)

 

何だかんだで過去問に取り組む息子

実は英語が大好きなんです。

好きって本当に伸びるんですよね。

サラッとやって、一緒に答え合わせ。

 

答え合わせは一緒にやるのがポイントです。

勉強で一番楽しいところなんですよね。

できるようになったこと、そこを親が一緒に分かち合うことに意味があります。

 

正直もう私には難しすぎてほとんど内容は理解していません(笑)

それでも一緒に取り組むことで、子供の勉強に対するモチベーションは加速するんですよね。

「おー、自信なかったけど合ってた」

「いいんじゃない?」

 

結果はもう合格点

英語に関してはもう言うことはありません。

そして、苦手の数学に移ります。

 

冬休みに入ってから、数学については徹底的に高校入試過去問題に挑戦しています。

「過去問さえ解けるようになれば、この先定期テストもとれるようになるから」

「大は小を兼ねるだよ」

私の強引な理論です(笑)

 

「これどういう意味だっけ?」

時々、私に聞いてきますが、本当に困ります(笑)

でも、そこで一緒に考えることが大切なんです。

わからなくても親も一緒に考えることで、子供も考える癖がつきます。

一緒に考えるうちに・・・

「あ、わかった」

私もホッと一安心です(笑)

 

体調面の不安から、塾を辞めて約1年

成績が落ち込むこともありましたが、ついに息子憧れの志望校合格ラインに手が届くようになりました。

小学校入学時は「成長発達2年遅れ」と診断された息子

当時、何度教えても「どうぶつ将棋」ですら理解できなかった息子でしたが、本当に成長しました。

決して諦めず、工夫に工夫を重ねて家族みんなで取り組んできた結果だと思います。

 

「子供の成長は無限大」

過去にブログで何回も書かせてもらっていますが、まさにこの一言に尽きます。

 

・家族一丸となって寝たきりだった息子の難病を乗り越えた「乳幼児期」

・今となっては自分でも恥ずかしいぐらい過保護だった「幼稚園・小学校低学年時代」

・自立へ向け徐々に手放ししていった「小学校高学年時代」

・そして息子を心底信頼し、完全自立させている「中学校時代」

 

本当に苦労しましたが、苦労の隣にはいつも「健気にがんばる息子」がいました。

隣で息子がうれしそうに笑うだけで、私たちの疲れも吹き飛びました。

「息子がいてくれること」ただそれだけで十分すぎました。

息子の一つひとつの成長が私たちに更なる喜びを与えてくれました。

 

今となっては完全自立で息子に全部任せていますが、実は息子が可愛くてたまりません(笑)

スーパーでもふざけて肩を組んで歩くぐらい仲良しです。

 

「学校が楽しくてたまらない」

私が二学期で一番うれしかった言葉です。

 

息子は決してクラスの人気者ではありません。

運動ができて飛び抜けた存在でもありません。

一見、クラスの人気者や飛び抜けた存在が幸せだと思われますが、そうとは限らないんです。

なぜなら、幸せかどうかは一人ひとりが個別に判断することだからです。

 

「子供自身が学校生活や日常に幸せを感じていること」そこが一番大切なんですよね。

何気ない日常を楽しめるようになると、成長は更に加速します。

「親は子供が安心できる環境を作ってあげること」それに尽きると思います。

 

子供に対し、難しく考える必要はありません。

「子供を安心させるためには何をすればよいか?」ただそれだけ気をつけていけば、子供って勝手に成長するんです。

安心感が子供を救うと私は信じています。

 

難病を持って生まれた息子がここまで成長するなんて、私自身が何より驚いています。

そして13年間、息子ととことん向き合ってきた私は、何より子供の気持ちを感じとることの大切さを学びました。

誰よりも遠回りしてきましたが、その分、多くの貴重な経験をさせていただきました。

息子が生まれた当時は、いつもオロオロしていました。

息子とどう接していいかわからず、立ち尽くす日もありました。

でも、息子が全て教えてくれました。

息子が私を成長させてくれました。

 

「いつでも平常心」「コツコツと健気に頑張る姿」「やさしさ・思いやり・誠実さ」「何気ない日常を楽しめる幸福感」

挙げたらキリがありませんが、今となっては息子が私の中では先生です(笑)

「見習わないといけないな」素直にそう思う時が多々あります。

心の底から尊敬してます。

 

当時、自分でも頼りないと思っていた私を親として成長させてくれました。

そんな貴重な経験をさせてもらい、感じたことを今後も定期的にブログ等で発信していきたいと思います。

見ていただける皆さまの少しでもお役に立てれば幸いです。

 

そんなわけで、2023年はブログ等を発信始めて3年目

私の中では集大成の年となります。

 

子育てって本当に未知の世界です。

だって初めてのことだし、子供によって育て方はさまざまだからです。

答えなんかありません。

「走りながら考える、そして軌道修正していく」それしかないんです。

 

間違ってもいいんです。

自分を責める必要はありません。

誰でも失敗はあります。

完璧な親なんてどこにも存在しません。

みんな一緒です。

 

どうしようもない時は1人で抱え込まず、素直に誰かを頼ってください。

必ず手を差し伸べてくれる人は身近にいるはずです。

そして何より感謝の気持ちを大切にしてください。

 

私も当時、どうしていいのかわからず途方に暮れ、本当にワラをもつかむ思いだったことがありました。

今となっては笑い話ですが、遠方のこども病院で息子をひとり看病している妻ではなく、何もしていない私が考えすぎて救急車で運ばれたこともありました(笑)

 

そんな私も当時、周りの方々のご協力に本当に助けられました。

感謝しかありません。

 

次は私が恩返しする番です。

子育てもようやく落ち着き、考える時間もできました。

 

私が経験して気づいたこと、感じたことをもっと皆さまにお伝えしたい。

当時の私のように、子育て困っている方のお役に立ちたい。

 

そんな思いから、地域のボランティア活動等にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

「わくわく日記」も最近は更新速度が落ち、申し訳ございません。

また定期的に更新していきたいと思います。

 

中2息子のYoutube「わくわくピアノルーム」も是非チャンネル登録をよろしくお願いします(笑)

 

いつでも楽観的に、日常をもっともっと楽しんでいきましょう!

2023年もどうぞよろしくお願いします。

 

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