初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』)
息子が当時5歳の時の写真です。
療育支援センターでの写真ですがここまで自然に笑顔が出るようになりました。
家にいる表情と全然変わりません。
やっぱり療育の効果ってすごいですね。
2月(2015年)になりました。
息子は4月からはいよいよ小学生です。
長期入院の影響で「成長発達が2年遅れ」と診断された息子
どの小学校に行くかによって息子の運命は大きく変わります。
「息子には今まで散々病気で辛い思いばかりさせてきたので、これからは楽しい経験をたくさんさせてあげたい」
そのためには・・・
「少しでも環境のいい小学校に通わせてあげたい」
それが私たち夫婦の共通した思いでした。
当時私は会社の代用アパートに住んでいましたが、校区外通学や場合によっては決めた小学校の近くに引っ越す覚悟でした。
小学校に行って一番心配しているのはやはり「いじめ」です。
会話もうまくできない、運動もできない
となると、標的になるのが子供の世界です。
それだけは何とか避けたい
とにかく必死でした。
まずは小学校の情報収集です。
息子は成長発達が2年遅れのため、小学校の特別支援学級に在籍させたいと考えていました。
市内の小学校の特別支援学級について調べます。
まずはインターネットです。
口コミなどあればと思って調べますが、口コミが少なく、あっても情報が古かったりとあまり有力な情報はありませんでした。
そこで、知り合いに小学校の先生がいましたので、相談すると、「実際に見学に行くといい」とのアドバイスをもらいました。
特別支援学級が充実している小学校を3つ教えてもらい、実際に息子を連れて見学に行きました。
小学校を見学すると、実際に状況もよくわかり、先生の話しも聞くことができ安心できます。
どの小学校も最初特別支援学級に在籍してても、慣れてきたら家族の意思で通常学級に編入できるとのことでした。
また更に有力な情報を得ることができました。
特別支援学級にもいろいろあって、肢体不自由の子供が入る「病弱クラス」があるそうです。
ただ市内でも数が少なく、3校しかないようです。
早速3校とも見学に行きます。
そして、その3校の中に息子が通っている幼稚園の校区内の小学校がありました。
まさに偶然です。
しかも、その小学校は特別支援クラスに力を入れていて、当時4クラスもありました。
そのうちの1クラスが「病弱クラス」です。
同じ幼稚園の子供たちの半数がそのまま同じ小学校に上がるので安心です。
しかも、息子と仲のいい友達2人も同じ小学校に上がることがわかりました。
その小学校の「病弱クラス」も見学します。
当時「病弱クラス」の在籍は当時女の子1人だけでした。
息子が入れば2人になります。
子供2人に対して先生が1人で教えてくれます。
ありがたいことにとても贅沢だなと感じました。
話を聞くと、「病弱クラス」は数年前に開設されたばかりのようです。
本当に幸運でした。
「よし、この小学校しよう」
妻とも意見が一致します。
更に幸運なことに、この校区内には社宅がありました。
しかも空きがあります。
この社宅に引っ越せば校区内で小学校に通うことができる。
何かを決断する時にはやっぱり、徹底的に調べることって大事ですね。
こうやって納得できる形で決めることができます。
それが子供の運命を決める内容だったらなおさらです。
そんな中、療育支援センターの進路相談が始まりました。
そこで療育の先生からのまさかの一言が・・・
「子供を一番に考えると、小学校ではなく養護学校に進んだほうがいい」
あまりにも衝撃的な言葉でした。
まさに絶句です。
ブログを読んでいただき本当にありがとうございます。