子供にとって特技って大事ですよね。
何か一つ誰にも負けない特技があるだけで、子供は自信をつけ、ぐんぐん成長していきます。
今回はそんな子供の特技について考えていきたいと思います。

1、子供の特技を増やす3つの方法
子供の特技を増やす方法は3つあります。
子供が夢中になってきたら「とことんやらせる」「とことん盛り上げる」「とことん応援する・勇気づける」
この3つを親が徹底することで、子供の特技はどんどん増えていきます。
子供ってお父さん・お母さんのことが世界中で一番大好きです。
そんな大好きなお父さん・お母さんが注目すればするほど、子供は夢中になり、どんどんやりたくなります。
- どんなに難しいことも挑戦したくなる
- 楽しくないことも楽しくなる
- 続かないことも続くようになる
そして、夢中になってやっていることがどんどん磨き上げられ、やがて自分の特技へと変わるものなんです。

1、夢中になっている時はとことんやらせる
子供が何かに夢中になってきたら、時間の許す限りとことんやらせてあげてください。
親が近くで見守っていることで、子供は安心し、ますます夢中になっていきます。
ポイント
- まだできないとわかっていても、とりあえずやらせてみる。
- たとえできなかったとしても挑戦しようとした子供の意欲をほめる。
- そして、もっと大きくなったら必ずできるようになることを教えてあげる
そんな夢中になった経験が、子供の中で1つの特技に変わっていくんです。
「もっとできるようになりたい」
子供自身が自ら「やりたい」と思うこと、つまり、やる気を出すことで、もっともっと伸びていきます。
集中力も増し、ますます没頭していきます。
その道をいつの間にか子供自身がどんどん極めていくんですよね。
子供が小さいうちは、特にくだらないことをやりたがります。
息子はどんぐり拾いでした(笑)
みんなが遊んでいる中、公園で一人どんぐり拾いを楽しんでました。
どんなにくだらないことでも、とことんやらせることで、次につながります。
子供の好奇心が磨かれ、他のことに対してもどんどん興味が湧いてくるんですよね。

2、親の声掛けでとことん盛り上げる
子供がやり始めて夢中になり出したら、親のさりげない声掛けで盛り上げることが大切です。
- 「ノッてきたね」
- 「合っているのかもね」
- 「何かつかんできたね」
- 「調子が上がってきたね」
子供が更に調子を上げるような声掛けをして、子供の「やりたい」気持ちをもっと盛り上げるのです。
「そうかも、好きなのかも」
親のひとことで、子供はもっとやる気が出て、更に楽しくなってきます。
なぜか本当に得意になった気になってくるんですよね。
この錯覚がさらに子供を夢中にさせてくれます。
時にはまだできなかったことが、突然できるようになることもあります。
親の言葉って子供のやる気を引き出す不思議な力があるんです。
この不思議な力を子供に存分に注いであげてください。
親の声掛け次第で子供のやる気は引き出されるものなんです。
徹底的に盛り上げてください。
子供を「いかに乗せるか」「いかに気分良くさせるか」がポイントです。

3、とことん応援する・勇気づける
「親が見てくれている、応援してくれている」
子供はそう感じただけで、もっともっとやる気になります。
子供にそう感じさせるには、
「応援してるから頑張ってね」
親が子供に言葉できちんと伝える必要があります。
そのひとことで子供はもっと頑張れるんです。
もっとやりがいも出てくるんです。
「早くできるようになって、応援してくれるお父さん・お母さんを喜ばせたい、ビックリさせたい。」
子供のこの純粋な気持ちが、とんでもない力を発揮するんですよね。
子供が伸び悩んでいる時も同じです。
「こんなに頑張っているから大丈夫。」
「必ずできるようになる」
子供の力を信じて、勇気づけることが大切です。
親のこの言葉で子供は安心し、集中することができるのです。
自然と勇気づけられ、やがて困難なことでも自分の力でやり抜く力を身につけるんです。
親がずっと応援し続け、見守ることが大切なんですよね。

2、特技が増えていく現在中2の息子
現在、中2の息子についてお話しします。
息子は赤ちゃんの時に心臓と気管の大手術をしました。
長期入院の影響で、小学校に上がる前、「成長発達2年遅れ」と診断されました。
当時の息子はまさに「劣等感の塊」
- みんなできることが息子だけできない
- 何をやってもうまくいかない
- 常におどおどして、自分に自信がない
「この子に何か一つだけでもいい、自信をつけさせてあげたい」
この妻の一言から私たち家族は変わりました。
幼稚園年中の時、なぜか太鼓に興味を持っていた息子
幼稚園の時は一人ぼっちになることが多かったので、太鼓をたたいて、よく一人で遊んでいました。
他のお友達にも太鼓のイメージ強かったようで、卒園式では大太鼓に抜擢されたほどです(笑)
「この子は音楽に興味があるのかも」
そう思った妻は、「ピアノを習わせたい」と言ってきました。
私は男の子だから、スポーツ系を習わせたいと思っていましたが、当時は運動機能も遅れていたので、結局ピアノを習わせることにしました。
「どうせ続かないだろう」
ところが・・・続いたんですよね。
自分からピアノの練習はしませんでしたが、いざ練習を始めると・・・止まらないんですよね。
夢中で練習していました。
まだ幼稚園生なのに30分も1時間も集中力が持続できたんですよね。
何をやってもダメで、自信がなかった息子に唯一、光が見えたんです。
ピアノにどんどん夢中になる息子
そこで、私たち夫婦は「とことんやらせる」「とことん盛り上げる」「とことん応援する・勇気づける」を徹底したんですよね。
息子は小学校に入って、どんどん自信をつけていきました。
「ピアノが弾ける」たったそれだけのことで、周りの子から一目置かれるようになりました。
学校での自分の居場所を確立しました。
体育は全くできなかったけど、「僕にはピアノがあるから、ま、いいか」
そんな感じでした。
いい意味で肩の力が抜けたんです(笑)
「ピアノが弾ける」
たった一つの特技が、息子を安心させてくれたんです。
息子の心の余裕を生み出してくれたんです。
子供って本当に不思議です。
何か一つ特技が生まれると、他のことに対してもどんどん好奇心が湧いてくるんです。
現在中2になった息子は、ピアノはもちろん続けてます。
そして、パソコン、英語と得意なことが増えました。
自ら好きになっていったんです。
そして最近・・・ついに勉強全般にまで興味が湧いてきました。
なんだかんだ言いながらも、生き生きと勉強しています(笑)

「わくわくピアノルーム」是非ご覧ください♪
https://www.youtube.com/watch?v=g7PJAIwtx88
子供の特技を増やす3つの方法 まとめ
子供がやりがいを感じて特技へと変われば、子供の中で1つの成功体験となります。
自信がつき、心の余裕から他のことにもどんどん興味が湧いてきます。
好奇心が子供の中からあふれ出します。
そしてまた、別のことにも夢中になります。
その繰り返しです。
この小さな積み重ねで、子供の特技はぐんぐん伸びていき、そして、どんどん増えていきます。
子供自ら挑戦するようになり、成長が更に加速します。
何か一つでいいんです。
子供が自信を持って続けられるものを伸ばしていくことが大切です。
子供がワクワクして取り組めるようになったら、親は見守るだけです。
子供自らの意思であらゆることに挑戦できる大人に育っていくものと私は信じています。
子供の特技、伸ばしていきたいですね。
いつも『わくわくブログ』を見ていただき、本当にありがとうございます。