息子が4歳(2013.10月)の時の写真です。
ブログを書き始めたのは、2021年1月からです。
息子の小学校卒業を記念して、息子が生まれてから現在(12歳)まで父親として関わってきたことを父親目線で書いていくことにしました。
「入院生活」「在宅看護」「療育」「幼稚園」「学校生活」等私たちが経験してきたことを「息子の成長」を通してお伝えし、「同じように困っている方々の少しでも参考になれれば」と思ったのがきっかけです。
本当はもっと「サクサク」書いていくつもりでしたが、当時のことを思い出すとついつい熱が入ってしまいなかなか前に進めません(笑)
今日は私のブログを書く上でのルーティン作業を紹介させていただきます。
【ルーティン】
1、ブログのメインテーマ・期間(7,8月等)を決める。
2、その期間の書類(病院・療育・幼稚園等)を全部見る。
3、その期間のビデオを全部見る。
4、気持ちが入ったところで、その期間の写真を全部見る。
5、更に気持ちが高まったところで写真を選定する。
6、完全に当時の気持ちがよみがえったところでブログを書く。
7、ついつい熱い内容(時には脱線)になってしまう(笑)
だいたい2,3時間ぐらいかけて仕上げています。
毎日ブログのことで頭がいっぱいです(笑)
ブログを始めて、私も多くのブログを拝見させていただきました。
特に同じように子供さんが難病だったり、子育てや療育で悩んでいる方々のブログを見る機会が多いです。
皆さまそれぞれいろいろな悩みがあって、本当に大変だなと思います。
中にはどうしようもないぐらい「どん底」に陥っている方もおられます。
私も同じ「どん底」を経験した人間ですので、気持ちは痛いほどわかります。
当時私たちも散々悩みました。
もがき苦しみました。
「なんで自分たちだけこんな辛い思いをしないといけないのか」
全てが嫌になることもありました。
でも、そこからはい上がってきました。
最近ブログを書いていて、当時、どうしようもないぐらい「どん底」だった私たちに聞かせてあげたい曲(フレーズ)があります。
「ゴールはそこじゃない♪」
確か数年前のラグビーワールドカップ応援歌です。
「Bz」の曲で、「リポビタンD」のCMソングでもあるので、皆さん聞かれたことはあるかと思います。
ちょっとふざけてると思われるかもしれませんが、「ゴールはどこなのか」を考えると「それまでに治せばいい」という余裕が生まれ、すべてが楽になります。
すると、不思議とその余裕がいい方向に転んでいくのです。
私たちの例で行くと、
【生後6か月の気管切開時】
⇒ゴール(目標)は小学校上がるまでに抜管
⇒結果は4歳で抜管
【小学校の特別支援学級】
⇒ゴール(目標)は中学校に上がるまでに通常クラスへ
⇒結果は5年生から通常クラス
【息子の自立(独り立ち)】
⇒ゴール(目標)は高校を卒業するまでに自立
⇒息子の完全自立に向け日々見守り中
どうしようもなく辛いことがあると、ついつい「何とかしないと」と、いっぱいいっぱいになり、余裕もなくなります。
それが子供にも伝染し、子供が更に不安になり、うまくいかなくなるという負のスパイラルに陥ります。
それが、「ゴールはそこじゃない♪」ではないですが、「将来治っていればそれでいいや」ぐらい親が堂々と構えとけば、子供もなぜか安心感が伝わり、少しずつですが、いい方向に転がっていきます。
焦っても何もいいことがありません。
「本当のゴールまでに確実に決めればいい。」
「今はコツコツとその準備期間」
「結果が出なくても決して焦らない」
子供がもし悩んでいたら、
「父ちゃんはもっとひどかった」
「大丈夫だから」
笑い飛ばすぐらいがいいかもです。
私もブログを書きながら、当時悩んでいた自分にこう言い聞かせています。
「ゴールはそこじゃない♪」
これは今現在の自分自身へも言えることです。
「どん底」を経験した私たちから言えることは、将来のことまで考えて現在を見ると少しは楽になり楽しい毎日が送れます。
「決める時に決めればいい」
「それまでは二度と戻ってこない限られた子育て期間をもっともっと楽しみましょう!」
「ゴールはそこじゃない♪」