④小学校編

「できるようになったこと」が大事

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が小1の時の写真です。

小学校に入学してから1、2週間が過ぎました。

このころになると、幼稚園の時に一緒だったS君と近所のHちゃんの3人でいつも学校に行くようになりました。

Hちゃんもまだ小学校に慣れていないようで、いつも「学校に行きたくない」と泣いていました。

やっぱりみんな不安なんですよね。

幼稚園と違って環境もガラっと変わるので・・・

 

でも次第にみんな慣れていったので一安心です。

全ては時間が解決してくれるんですよね。

親としてもグッと我慢の時期です。

 

息子は赤ちゃんの時に心臓と肺の大手術をしたので、当時はまだ体も弱く「特別支援学級」の「病弱クラス」に所属していました。

「病弱クラス」は市内に3校しかありませんでした。

簡単に説明すると体が弱かったり、不自由な子が入るクラスです。

 

特別支援学級に入って一番助かったのは、やはり学校での居場所があるということです。

息子にとって、何よりも安心できる場所でした。

体も弱く、成長発達も2年遅れと診断された息子にとって、当時小学校はあまりにもハードルが高すぎました。

(療育の先生にも養護学校を進められたぐらいです・・・)

特に小学校低学年はうまく行かないことばかりで心配でしたが、「何かあった時は特別支援学級に行けばいい」

そこが一番大きかったと思います。

 

特にグレーゾーンのお子さんをお持ちの親御さんは「特別支援学級」に入れるかどうか迷われると思われます。

あくまでも個人的な意見ですが、迷う場合は「特別支援学級」に入ることをお勧めします。

通常学級は人数も多いので、先生もなかなか一人一人手をかけることができません。

特別支援学級に所属していれば、何かあった時に支援学級の先生がサポートしてくれます。

子供の背中を後押ししてくれます。

 

息子も小学校5年生の時に特別支援学級を無事卒業することができました。

この場所がなければ、息子の成長発達は更に遅れていたと思います。

 

私たち家族は、「成長発達2年遅れ」を何とか「小学校卒業する前までに取り戻せばいいな」と長い目で見ていました。

他の子供たちと比べて見てしまうと焦るばかりで何もいいことはありません。

「ずっと入院していたのだから仕方がない」

「元気に毎日小学校に行けることだけでも幸せなことなんだ」

そう自分自身に言い聞かせてました。

 

焦らなくても、必ず子供が「成長」という感動を親へ与えてくれます。

周りの子は気にせずに、子供自身の成長に目を向けるといいと思います。

「うちの子だけできないことに悩むのではなく、前までできなかったことができるようになっている」

そこが一番大事なんです。

「できるようになったこと」

そこを子供にとって一番の理解者である親が認めてあげることで子供は自信をつけ、成長が加速していくものだと感じています。

その一つ一つの「感動」そして「成長」を今後もこのブログで伝えていけたらいいなと思っています。

 

ブログ『わくわく日記』を見ていただき本当にありがとうございます。

また、いつも見ていただける皆さま、約1か月ブログ更新できておらず大変申し訳ございません。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

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