息子は生後4か月
地元の病院から大学病院に転院し、突然の人工呼吸管理です。
私も妻もあまりにも急な出来事に精神状態は既にボロボロです。
しかも追い打ちをかけたのが「原因がわからない」ことです。
大学病院でもあらゆる検査をしましたが、呼吸困難の原因が全くわかりません。
ただ、時間が経過するとともに少しずつ状態も安定し、人工呼吸器も取り外すことができました。
大学病院では地元の病院に引き続き、「お泊り看護」です。
妻もずっと息子の看護で心身ともに疲れ切っていました。
私も仕事があり、週末約2時間かけて病院に通っていましたが、妻に任せっきりで申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。
心配は尽きない状況でしたが、週末病院に行って、息子の横で添い寝ができることだけでも幸せでした。
遠距離で何もできない時間が長かったからです。
私の隣で息子がすやすや眠っている時が一番安心しました。
「このまま早く良くなってほしい」そう願ってました。
ただ、願いとは反対に、息子の容体は徐々に悪くなっていきます。
また前と同じように、いつも「ゼーゼー」している状況になってきました。
呼吸がとても苦しそうです。
「いったいこの先どうなっていくのやら・・・」