子育て

親が子供から力をもらえる3つのこと

子育てをしていると、うまくいかないことばかり

みんな一緒です。

なぜなら、子育ては誰もが「初めてのこと」だからです。

 

時には思いっきり落ち込んでもいいんです。

泣いてもいいんです。

そして、どんなに時間がかかっても、必ず立ち上がって少しずつでも前に進むことが大切です。

 

今回は、子育てで辛い時期に落ち込んでばかりだった私自身がどうやって立ち上がってきたかについてお話ししたいと思います。

 

パグくん
パグくん
誰でも落ち込む時ってあるよね
まる
まる
少し肩の力を抜いて、自分になりに楽しみながらやれると最高だね。

 

親が子供から元気をもらえる3つの力

私は、子育てで辛い時期がずっと続いていました。

現在中2になる息子は赤ちゃんの時、難病で心臓と気管の手術をしたため、小学校に上がる前に「成長発達2年遅れ」と診断されました。

 

息子も辛かったと思いますが、親の私も本当に辛かったです。

でも、家族みんなで頑張って、一つひとつ困難を乗り越えてきました。

そして、息子が小学校高学年の時、ようやく「あたりまえだけどかけがえのない毎日」を過ごせるようになりました。

今がとても幸せです。

 

毎日、試練の連続だった私が、前向きに頑張っていけたのは理由があります。

息子から3つのプレゼントをもらっていたからです。

 

「寝顔」「笑顔」「成長」

 

この3つの力に本当に助けられました。

落ち込んでいた時は特に、息子から元気をもらい勇気づけられてきました。

 

1.寝顔

まずは「寝顔」です。

 

まる
まる
子供の寝顔って本当にかわいいね

 

まだ息子が小学校上がったばかりの時、当時は仕事も忙しく、いつも夜遅くに帰っていました。

まさに身体共にボロボロでした。

 

夜9時過ぎに帰ると息子はもう寝てるんですよね。

いつも、「まだ起きてるのかな」って期待しながら家に帰っていたのを覚えています。

家の明かりが消えていると、ガッカリです。

「あー、間に合わなかったか」

 

キセキ☆
キセキ☆
家に帰ってから、息子の1日の出来事を聞くのが楽しみでした

 

寝室をそっとのぞきに行きます。

すると、息子がスヤスヤと寝てるんですよね。

息子の寝顔を見たら、疲れが一気に吹き飛びます。

 

特に息子の場合は特別です。

気管の病気で、赤ちゃんの時はいつも呼吸が苦しそうでした。

そして、幼稚園の時も気管切開をしていたので、いつもゼコゼコしていました。

 

「息子がスヤスヤと気持ちよさそうに寝ている」

ただそれだけで、何かすごく安心するんですよね。

 

息子の幸せそうな寝顔を見ているだけで、私まで幸せな気分になりました。

「よし、明日も頑張ろう!」

自然と活力がみなぎってきました。

 

 

2.笑顔

次は何と言っても「笑顔」です。

 

息子が1歳の時、こども病院に入院していました。

当時はまだ息子も安定せず、手術の繰り返しでした。

息子にとって楽しいことなんてあるはずがありません。

 

それでも息子は笑うんですよね。

私の目を見てニッコリと笑うんです。

全身管につながれながらも満面の笑みで笑うんです。

 

「ここで私が頑張らないでどうなる」

「早く息子を元気にさせて、本当に笑いながら暮らしたい」

「息子に幸せな経験をいっぱいさせてあげたい」

 

私の中から力が湧き出てくるのを感じました。

私は息子の笑顔を見るたびに勇気をもらっていました。

 

息子が笑う

ただそれだけのことで、どんよりとした病室が明るくなりました。

私たち夫婦に元気を与えてくれました。

 

私たち夫婦は、息子の笑顔と共に成長できたのだと思っています。

息子が退院してからも、在宅看護、療育、学校・・・親としても苦難の連続でした。

 

「息子が幸せそうに笑う」

 

その無邪気な笑顔を見ているだけで、ただ幸せでした。

どんなに辛いことも乗り越えていけました。

 

息子が中2になった今でも、息子が笑うとこっちまでうれしくなることがあります。

子供の笑顔はまさに「元気の源」です。

 

まる
まる
笑うことって、本当にいいよね
パグくん
パグくん
毎日、笑って暮らしたいね

 

3.成長

最後はやっぱりこれしかありません。

「成長」です。

 

同じく、息子がこども病院に入院していた時、私たち家族はまさに「絶望のどん底」でした。

「一生退院できないのではないか?」

息子の状態は悪くなるばかり

深い深い沼にどんどんハマっていく・・・そんな感じでした。

 

当時、息子は神戸のこども病院へ入院し、つまは付きっきりで看病していました。

私は鹿児島から3週間に1回、子供病院へ通っていました。

 

いつものように息子に会いに行くと、ある日、寝返りができるようになっていたんですよね。

妻から電話で話を聞いていましたが、実際に目にすると感動です。

ずっと寝たきりだった息子が寝返りをしている。

成長を改めて感じました。

 

疲れなんて一気に吹き飛びました。

私の中からとてつもない勇気が湧いてくるのがわかりました。

 

子供の成長は無限大

 

それから、会いに行くたびにできることが増えていきました。

  • 座れるようになる
  • つかまり立ちをする
  • 歩行器で歩ける

一般的にはあたりまえのことなのかもしれませんが、私にとっては奇跡としか言いようがありませんでした。

一つひとつの成長が感動でした。

 

息子も妻も頑張っている。

肉体的にも精神的にも疲れ切っていた私でしたが、息子の成長を感じるたびに、自然とやる気がみなぎってきました。

「親の私が頑張れば頑張るほど、その思いは子供に通じるんだ」

そう思えるようになりました。

 

パグくん
パグくん
でも、決して無理はしないでね

 

親が子供から元気をもらえる3つのこと まとめ

息子が生まれてから、試練ばかりが続きました。

でも、何とか困難を乗り越え、今ではおかげさまで幸せな毎日が送れています。

 

辛いことばかりでしたが、

「寝顔」「笑顔」「成長」

息子から力をもらいながら、地道にコツコツと頑張り続けることができました。

 

息子の「寝顔」を見ると、安心します。

息子の「笑顔」を見ると、自分まで幸せな気持ちになります。

息子の「成長」を見ると、ますますやる気が出ます。

 

子供からもらえる3つの力

子育てでうまくいかない時は、周りどころか子供までも見えなくなってしまうものです。

そういう時にはこの3つの力を一つひとつ確認するに限ります。

 

目の前にある本当の幸せを感じ、冷静さを取り戻すことができます。

そして、想像以上の力を発揮することができます。

「親の底力」とでも言うんでしょうか?

子供への愛情が、いい具合に自分の体の中に力となって取り込まれるんです。

 

子供や家族にもっと優しくなれます。

そして何より自分にも優しくなれます。

 

「焦らなくていい、一歩一歩前に進んでいこう」

そんな感じになれるんですよね。

 

 

いつも「わくわくブログ」を読んでいただき本当にありがとうございます。

 

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