②在宅看護編

カニューレ交換でいいことが2つ

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

9月(3歳7か月)になりました。

5月に気管切開のカニューレを「特殊チューブ」から「一般用の気切用チューブ」に取り替えてから4か月たちましたが、最も恐れている窒息もなく順調にケアできています。
チューブが浅くなったことで、2つもいいことがありました。

1つ目は、声が少し出るようになったことです。
「特殊チューブ」は気管の奥に深く入っていたので、喉に隙間がほとんどなく声が出せませんでした。
それがチューブが浅くなったことで声が少し出るようになりました。

今まで、息子の意思表示はうなずいたり首を横に振ったりジェスチャーでしていましたが、少しずつ言葉を発することができるようになりました。

「話す」ということは一見当たり前のことですが、こんなにもすばらしいということを改めて気づかせてもらいました。
自然と家族の会話も弾みます。

2つ目は、痰が少なくなったことです。
チューブが浅くなったことで気管への接触部分が減り、痰が減りました。
調子がいいときは1、2時間に1回の吸引でいけるようになりました。

これによって、家族のお出かけも増えました。
吸引バック片手に、鹿児島のあらゆるイベントに参加した気がします(笑)

痰が減ったことで夜中の吸引も減り、私たち夫婦の睡眠時間も少し増えました。
風邪もひきにくくなったような気がします。

息子は週に数回療育とリハビリに通っていましたが、療育の先生から提案がありました。
「幼稚園」です。

息子は気管切開していたので、抜管できるまで幼稚園は無理かなとあきらめていましたが、療育の先生の紹介で幼稚園に入ることが決まりました。
ただし、気管切開で吸引が必要だったため、妻帯同が条件でした。

いよいよ息子の社会進出への第一歩が始まります。

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