③療育編

危険察知能力

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳の時の写真です。

幼稚園年長になり、また父の日でお父さんの絵を書いてくれまhした。

前年は弱弱しく、色も暗い自信のない絵を書いて療育の先生がとても心配していましたが、今回は他の子供たちに負けないぐらい大きく元気のある絵に変わりました。

息子の精神状態も落ち着き、少し自信が出てきたように思えます。

 

前回ブログの続きです。

私は幼稚園に頻繁に顔を出し、息子の様子を常に観察し、家に帰ってからも息子といっぱい会話していたので、息子に対して2つの能力を習得することが出来ました。

1.幼稚園・学校での表情

幼稚園や学校では様々なイベントがあります。

参観日や運動会、持久走大会、演劇会・・・

私はよっぽどな用事がない限りイベントには出席していました。

息子の幼稚園・学校での様子が見れるチャンスだからです。

 

参観日で言うと、「授業を受ける様子」「発表が自分からできたか?」「みんなの前で発表する様子」を見ました。

そして特に休み時間の息子の様子を見ました。

「他の子供たちとの関りはどうか?」「誰と仲が良いのか?」「何して遊んでいるのか?」

 

ただ観察するだけでなく、家に帰って参観日のことを息子といっぱい話します。

頑張っていたことはしっかり褒めて、後は学校のことをいっぱい話しました。

 

そのうち、学校での表情で息子の心境がわかるようになってきました。

①表情が硬かったら緊張してまだクラスに慣れていない状態です。

②表情が暗かったら、クラスには慣れてきたけど、何か不安がある状態です。

③表情がよく、家にいる表情と同じときはクラスでうまくいっている状態です。

幼稚園や小学校低学年は①②の表情が多かったのですが、小学校高学年になると③ばかりになりました。

2.家でのイライラ感

表情が①②の時はたいてい家で話していても、息子が少しイライラしているのがわかります。

ちょっととしたことでイライラしたり、機嫌が悪くなったりします。

息子といつもいっぱい会話するように心掛けているから、異変に気付くのです。

 

私はこの2つですぐに息子がうまくいっていないことがわかります。

そう感じた時はとにかく息子といつも以上に会話します。

ストレートに「学校でうまくいってないの?」と聞くと息子も構えてしまいますので、世間話から学校の話しに入り、息子のペースに合わせながらゆっくり本題に入っていくように心掛けています。

 

すると、やはりいろいろ出てきます。

「〇〇君が仲間外れにする」

「昼休み一緒に遊ぶ人がいなくて、校庭で一人どんぐり拾いしている」

「運動会でどこに並んでいいのかわからない」

毎回、さまざまな悩みが出てきます。

 

中でも一番敏感になっているのがいじめにつながる可能性がある内容です。

まだ一人がそういう状態だったらなんとかなりますが、これがみんなでやり出すとどんどんエスカレートし、取り返しのつかないことになってしまいます。

しまいには「学校に行きたくない」と言い出すかもしれません。

 

こうなる前に早めに動くことをおすすめします。

まずは何よりも担任の先生に相談です。

 

でも、その前に前回のブログでも話しましたが、先生との信頼関係をしっかりと作っておかなければなりません。

どういう子供かということを事前にしっかり先生に理解していただかないとすぐに動いてはもらえません。

やはり一番の解決策は先生に解決してもらうことです。

(小学校高学年については自分の力で解決させるのが成長につながるのですが・・・)

 

担任の先生に入ってもらった後は、様子見です。

息子にちょこちょこ話を聞きながら、嫌がるようなことはないかを確認します。

そして、簡単な内容だったら息子にアドバイスします。

また息子の事例を紹介しながら今後も説明していきたいと思います。

 

今は時にコロナの影響で親が学校に行く機会が減っています。

学校で何しているのかすらわからない状況です。

そのため特に大事になってくるのが子供との会話です。

 

とにかくいつも以上に子供といっぱい話してください。

いっぱい話すことで子供は安心感を得ることができ、嫌な内容であっても平気で親に話してくれるようになります。

コロナを機に親子の会話見直してみませんか?

 

ブログを見ていただきありがとうございます。

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