②在宅看護編

こども病院検査入院 笑顔でお別れ

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

こども病院で約2週間の検査入院をしている2歳3か月の息子です。

今回は「NICU」ではなく「一般病棟」に入院しています。
一般病棟は4人部屋でした。

今日はとなりのベットに入院中の同じ「先天性気管狭窄症」の女の子と仲良くお絵描き中です。
でも、2人とも幼児番組TVに夢中で集中できません(笑)

気管切開をしていると、危ないので、なかなか家では子供同士の交流ができないので、息子にとって、とても貴重な経験です。
「プレイルーム」と呼ばれるおもちゃや絵本が置いてある部屋もあり、息子はそこに入りびたりでした。
なかなか帰ろうとしません(笑)

こども病院に行くと安心します。
なぜなら、同じような病気の子が誰かしら入院しているからです。
地元の鹿児島では同じ病気の子なんてまず会うことがありません。

当然、親同士も自然と仲良くなります。
同じ気管切開の子の場合、吸引の苦労など悩みは同じなので情報交換もできます。
大変なのは私たちだけではないんだと安心することができました。

今回は2回目の入院ということで、去年一緒に入院していた子供のママたちも私たちが入院していることを知り、わざわざ会いに来てくれました。
とてもうれしいことです。

共に子供が一番苦しいとき一緒に戦ってきたので、まるで家族のように仲良しです。
難病の息子を通じて、知り合った今でも大切な「仲間」です。

息子を見て、「ほんま久しぶりやな」「大きくなったな」と会話も弾みます。

さすが関西です。
病院とは思えないぐらい病室がにぎやかです。
でも、妻の声が一番でかかった気もしますが・・・(笑)

前回、1年4か月、毎日朝から晩まで病院に通い続けた妻は特にこども病院では「有名人」です。
病院の先生、看護師さん、ママさんたちあらゆる人が会いに来てくれます。
初めて鹿児島から入院してきた時は、孤独と不安でいっぱいだったのに・・・本当にうれしい限りです。

今回は2週間の入院だったので、仕事の関係で私は一旦新幹線で鹿児島に帰ります。
帰りの新幹線・・・当時は何もかもうまくいかず、神戸から博多ぐらいまでよく男泣きしていました。
とてもなつかしく感じます。

そして、今、家族みんなで家で暮らせていることに改めてありがたみを感じます。
「みんな本当に良くがんばったなぁ」

退院の時が来ました。
前回は「涙、涙のお別れ」でしたが、今回はみんな「笑顔でお別れです」
在宅看護のため、鹿児島で細々と暮らしていた私たちにとってはとても温かみを感じた2週間でした。

次の入院は1年後です。
今度はいよいよ「抜管チャレンジ」と「尿道苛烈の手術」があります。
それまでに「いっぱいご飯を食べさせて、気管を太くさせないと」

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