③療育編

こども病院で最後の入院

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳(2014.5)兵庫県の「須磨海浜公園」での写真です。

砂浜がとてもきれいなのが印象的でした。

息子も幼稚園年長となり、新学期が始まりました。

今後、幼稚園生活・療育の内容についてブログを書いていくつもりですが、内容があまりにも濃ゆすぎるので、先に5月末に神戸のこども病院へ入院し手術した内容をお伝えしたいと思います。

こども病院の最後の入院日が決まりました。
今度は約1週間の入院予定です。

またも手術です。
でも、最後の手術になります。

今回の手術内容は大きく2つあります。

1.気管切開のあとをふさぐ手術

息子は生まれつき気管が狭い病気で1歳の時に呼吸困難のため手術し、気管切開となり4歳の時に抜管しました。
(簡単に言うと、のどから気管にチューブを入れて呼吸していましたが、そのチューブを抜きました。)

抜管してからちょうど1年がたちます。
何回か風邪をひきましたが特に呼吸が苦しくなることはなく問題なかったので、予定通り今回、気管切開のあとをふさぐ手術をすることになりました。

2.胃ろうをふさぐ手術

息子は気管切開の影響で口からごはんをうまく食べることができませんでした。
口から食べれない分の栄養を「胃ろう」からラコール(ミルクのようなもの)を注入していました。
(簡単に言うと、お腹から胃に直接チューブを入れて、そこからミルクを注入していました)

この1年間でだいぶ食べれるようになってきたので、いつまでも胃ろうを頼っては活動が制限されるということで、今回胃ろうも併せて閉鎖することにしました。
(まだまだ食べるのに時間がかかりますが・・・)

 

今回はどちらも前向きな手術になるため、少し気が楽でした。

今まで既に10回以上手術しましたが、やはり息子の体にメスが入るのは耐えられません。
でも、今回の手術で最後となります。

「何とか小学校までに治してあげたい。」
その目標がついに達成できそうです。

今回は新幹線での移動です。
鹿児島中央駅で駅弁や飲み物、おかしを買い込み、いざ神戸へ出発です。

「早いねー」
息子も新幹線の窓から見える景色に興味津々です。

ちょっとした旅行気分を味わいます。
鹿児島から神戸まで約4時間
あっという間に到着です。

神戸から三宮、須磨と電車を乗り継ぎます。
こども病院に入院時は毎月神戸に行っていたので、慣れたものです。

須磨駅からバスで山道を約20分、ついにこども病院が見えてきます。

こども病院に着くと、手際よく役割分担です。
妻は息子を連れて診察へ行きます。
私は入院やファミリーハウスの手続きです。

ようやく落ち着き、病棟へ上がります。
病棟に行くと、見慣れた看護師さんたちが大騒ぎです。

「〇〇、久しぶりやなー、大きくなったなー」
嬉しそうに声かけてくれます。
ありがたいことです。

さすが関西!とても賑やかです。
病棟なのにもうお祭り騒ぎです。

息子はというと・・・「デレッデレ」です。
恥ずかしがっています。
これも成長ですね。

こうして1週間のこども病院での入院生活がスタートしました。

いつもブログを見ていただいて本当にありがとうございます。

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