③療育編

難病を克服した証

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳(2014.5)の時の写真です。
お世話になった看護師さんとパチリ

鹿児島から神戸のこども病院へ再び入院しました。
今回が最後の手術で約1週間の入院予定です。

今回は「気管切開の穴」と「胃ろう」を完全にふさぐ手術です。
はっきりとは覚えていませんが、確かお尻の皮膚を移植して穴をふさぐ手術だった気がします。

息子は心臓・気管と人工肛門の手術しているので、既に胸とお腹に手術のあとがあります。

気になるのはやはり「跡が残らないかどうか」です。
これから息子の学校生活が始まる中で、「少しでも跡が残らないようにしてあげたい。」
今回のポイントはそこでした。

まずは先生と念入りに打ち合わせです。

特にのどは目立つので重要です。
多少、跡は残るけど、そこまで目立たないとのことで一安心です。

打ち合わせの翌日、早速手術が始まりました。
今回は1、2時間程度の手術だったような気がします。

「これで最後だ。もう息子は痛い思いをしなくていいんだ。」

あっという間に手術は無事終わりました。

手術室から出てきた息子はもう麻酔が切れていて、ぼーっとしていました。

「よく頑張ったね。」

手術の痛々しい傷跡はしばらく残っていましたが、日に日に薄れてきました。

 

あれから7年たった今、息子には合計4つの手術跡があります。

のど、胸に1か所ずつとお腹に2か所の計4か所です。

よく見れば跡がわかる程度で、全然気にならないレベルです。
幸いに息子も全然気にしたことがありません。
傷跡を周りの子供たちから言われることもほとんどありませんでした。

最近の医療は本当に素晴らしいですね。

息子の傷跡を見るたびに当時の壮絶な戦いを思い出します。
本当によく頑張ったと思います。

気にするといけないので息子に直接言ったことはないのですが、息子の傷跡は私にとってとても誇らしいです。

何より息子が難病を克服した証です。
本当にかっこいいです。

小学校に上がる前に10回以上の手術が全て無事終わって本当に良かったとホッとしました。
また一歩前進です。

こうして無事手術は終わりました。
そして、神戸のこども病院での最後の入院が終わろうとしています。

うれしい反面、辛いのはお別れです。
次回のブログでこども病院とのお別れについて書きたいと思います。

ブログを見ていただきありがとうございます。

 

-③療育編
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