①闘病編

またしばしの別れ

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

神戸のこども病院に入院している1歳2か月の息子です。

10連休のゴールデンウィークも残りわずかです。
あと少しで私はまた妻と息子を神戸に残して鹿児島へ帰らなければなりません。

妻も「2人いると全然違うね。楽だね」と言っていました。

私たちは鹿児島から来ているため、元々神戸に誰も知り合いがいません。
遠方のため、おじいちゃんおばあちゃんに手伝ってもらうこともできません。

私が神戸にいないときは、一人で息子を毎日看病していたので本当に妻は大変だっただろうなと思います。
でも、長い期間本当によく頑張ったと思います。

そんな妻に少しでも楽させるために連休中は大忙しです。
今回から車を持ってきたので、車で買い出しに走ります。
今まで行けなかったホームセンターやスーパーで大量に日用雑貨や食料を買い込みます。

そして、アパートの掃除、息子の看病と大忙し
大変だけど、久しぶりに息子といっぱいふれあうことができ、充実した連休が過ぎていきます。

そして、長かった連休もついに最終日です。
明日は鹿児島で仕事のため、昼過ぎにこども病院を出ます。
妻や息子とはまた1か月のお別れです。

帰る時、妻は寂しそうですが、毎回、絶対に寂しさを口には出しませんでした。
妻なりの一人で頑張る覚悟の現れだったと思っています。

息子はというと、相変わらずマイペースで何もわかっておらず、ニコニコとしています。

こども病院の玄関まで、今回初めて息子を抱っこした妻が見送ります。
私はトランクルームを抱え、バス停に歩いていきます。

途中何度も私は振り返り、妻と息子に手を振ります。
2人の姿が小さくなるにつれ、自然に涙が出ます。

ずっと我慢していたけど、もう妻から見えないからいいかな。
今回は長い間ずっと一緒にいたので特に別れがつらかったです。

見送られると余計辛いです。
でも妻はもっと辛かったと思います。

また一人になる。
でも妻は決して涙を見せませんでした。

私はというと久しぶりに帰りの新幹線で号泣です(笑)

次会えるのは6月の手術の時です。
胃の手術をします。

それまではまた鹿児島で頑張らないと・・・妻も息子も頑張っているんだから

こうしてゴールデンウィークのこども病院での生活が終わりました。

-①闘病編
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