③療育編

はじめてのピアノの発表会

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳の時の写真です。

12月(2014年)になりました。

今日はピアノの発表会の日です。

ちょっとしたホールを貸し切っての発表会です。

真新しい服を着て、発表会に臨みます。

 

この日のために、1か月前からずっとピアノ練習をがんばってきました。

観客は10人の子供たち家族だけでしたが、みんなの前でピアノを弾くのは初めてでしたので、見ている親のほうがドキドキでした。

「ちゃんと弾けるかな?」

 

発表会が始まりました。

年齢順に下から順番にピアノを弾いていきます。

息子は2番目でした。

 

イスに座って待っている息子はというと・・・

意外とリラックスした表情だったので、ちょっと安心です。

一人目の子のが終わり、次はいよいよ息子の番です。

息子の名前が呼ばれました。

ステージに上がり、ちょこんと一礼

ちょっと早いようなきもするけど・・・ちゃんとできました。

表情もいいです。

ピアノに座ったとたん、いきなり弾き始めました(笑)

曲は「かえるの合唱」と「10人のインディアン」

落ち着いた様子で見事全部ノーミスで弾くことができました。

意外にも堂々とした様子でビックリです。

最後にちゃんと一礼してステージをおります。

よくできました。

親の元に戻ってきましたが、ホッとしたのかとてもうれしそうにニコニコしています。

「どうだった」

「すごい上手だったよ」

とても満足そうです。

 

小学校高学年の女の子も弾きましたが、やっぱりレベルが違います。

大人が弾いているように上手でした。

息子もこれぐらいうまく弾けるようになるのかな?

その前に小学校高学年までピアノが続いていればいいけど・・・

この時はまだそんな軽い気持ちでした。

その後、タンバリンやハンドベルをみんなで演奏して、発表会は無事終わりました。

プレゼントをもらって最後にみんなで写真撮影

幼稚園のお友達のSちゃんも一緒でとても楽しそうでした。

幼稚園のT先生もわざわざ見に来ていただき、息子に声をかけます。

「〇〇くん、とても上手だったよ~」

息子は少し照れながらもうれしそうです。

 

長期入院で成長発達も大幅に遅れていた息子が、ピアノの発表会を通じて一つの成功体験を得ることができました。

みんなの前で堂々と弾けたことで、少し自信がついたようです。

 

その後もしばらくは、

「ピアノの発表会どうだった?」

「とても上手だったよ~、堂々と弾いていてビックリした」

このような会話が続きます(笑)

 

「この子に何か一つだけでも自信につけてあげたい」

この妻の一言をきっかけに始めたピアノですが、その後の息子の成長に大きく大きくつながっていくとはこの時考えてもいませんでした。

「少しでも長く続けられればいいかな」

そんな軽い気持ちでした。

 

この時から6年が経ちました。

息子は今中学1年生です。

これまでに、

・毎年のピアノの発表会出席

・ピアノコンクール優秀賞受賞

・「二分の一成人式」「卒業式」での伴奏

・都庁などでのストリートピアノ演奏

(現在はコロナで限られていますが・・・)

ピアノを通じて数々の輝かしい経験を積むことができました。

とてもありがたいです。

この時ピアノを初めていなかったら、息子の人生は全然違うものになっていたと思います。

本当にピアノと協力していただいた周りの方々に感謝しています。

 

ピアノは素直で真面目にコツコツとがんばる息子の性格に合っていました。

また、何より息子はピアノが大好きです。

「好きなものは続けられる」

それに尽きると思います。

 

現在は、

・8月末のピアノ発表会

・10月予定の中学校合唱コンクール伴奏(クラス代表)

・YouTube動画撮影

この3つを目標にがんばってます。

(コロナの影響でどうなるかわかりませんが・・・)

ピアノは本当に自分との戦いです。

やればやるほどうまくなります。

ピアノと出会えて本当に良かったと思っています。

恐らく息子は大人になるまでずっとピアノを続けていくと確信しています。

 

ピアノはYoutubeに載せていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

チャンネル登録もよろしくお願いします(笑)

わくわくピアノルーム - YouTube

 

ブログを見ていただいて本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

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