①闘病編

鹿児島から神戸へ 息子の転院

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

生後4か月の息子です。

大学病院から「先天性気管狭窄症」「肺動脈スリング」という病名を告げられ、神戸の「兵庫県立こども病院」を紹介されました。

鹿児島に住んでいる私たちにとって、あまりにも辛すぎる現実でした。

兵庫県立こども病院は「先天性気管狭窄症」について数多くの症例があり、日本でも一番実績のある病院でした。

息子は日に日に衰弱していってます。
もはや一刻の猶予もありませんでした。

夫婦で何度も話し合いましたが、神戸に行くしかないという結論に至りました。

私は仕事があるので鹿児島に残り、妻と息子が神戸で暮らすことになります。
「いったいこの先どうなるんだろう」と内心ドキドキしていましたが、妻は「行くしかない」と強い気持ちを見せていたので、私も妻の前で動揺を見せないように妻の決意を後押ししました。
大学病院へ神戸に行くことを伝えました。

それから数日もたたないうちに、神戸の「兵庫県立こども病院」へ転院することになりました。
初夏の蒸し暑い日でした。

先生の付き添いの元、私たち家族3人は飛行機で神戸のこども病院へ出発です。
大阪空港に着きました。
神戸のこども病院へ救急車で向かいます。

神戸は私たち夫婦にとって初めての地で右も左もわかりません。

この先どんなことが待ち受けているのか想像もできず、とにかく息子のために私も妻も必死でした。
その時どんな気持ちだったのかは今となっては覚えていません。
それぐらい精一杯でした。

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