③療育編

ついにマイホーム購入

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

息子が当時5歳の時の写真です。

2月(2015年)になりました。

小学校に進学が決まってから、手続き等で大忙しです。

同時に避けては通れない問題が発生します。

「住まいをどうするか?」です

当時の住まい(会社の代用社宅)は小学校から車で20分ぐらいのところにありました。

でもこのままでは校区外登校となってしまい、毎日の送り迎えが必要となってきます。

「住まいを何とかしないと・・・」

 

他に問題は山積みでしたが、もう入学式まで日にちがありません。

忙しい中、同時進行で住まい探しも始めました。

 

ちょうど小学校から500mぐらいのところに社宅がありました。

一部屋だけ空きがありましたので、早速見学に行きます。

でも、残念なことが2つ

まずは4階ということです。

当然エレベーターもなく、まだ体力のない息子にとって4階までの階段は厳しすぎました。

もう一つは、社宅が古いため、呼吸器の障害を抱えている息子にとってどうなのかという点です。

掃除しても何とかなるレベルではないぐらい老朽化していました。

場所は最高なのに・・・

 

やはり息子の体調を考えたら断念せざるを得ませんでした。

どうしよう・・・

最悪自分たちでアパートを借りて住むことも考えましたが、となると会社からの補助がないため、負担が大きい

それだったら中古マンションを買ったほうがいいかも

早速見学に行きます。

7階だけど、エレベーターもあるし小学校からわずか500mの好立地です。

でも中古マンションにしては結構いい値段です。

 

そうこうしているうちにもう3月に入ってしまいました。

もう日にちがない。

念のため建売でもいいから新築物件も探してみよう。

住宅街だったので結構新築物件がありました。

中でも目を引いたのが、小学校までわずか500mのところに新築物件です。

ちょっと背伸びするぐらいの何とかなりそうなギリギリの価格でした。

「もうここしかない」

 

でも、私たちには思い切れない理由が一つだけありました。

実家から遠いことです。

私の実家からは車で3時間、妻の実家からは車で2時間

とてもすぐ行き来できる距離ではありません。

しかも、近くに身内は誰一人いませんでした。

 

体の弱い息子のことを考えると、少しでも実家から近いほうがいい。

そう考えていましたが・・・

ただ、息子の医療関係、療育、学校を考えるとやっとネットワークが出来上がったのでこの地がいい

実家の近くとなるとまた一からやり直し

私も単身赴任となり、家族とふれあう時間もなくなってしまう。

まだ医療行為も残っているし、妻一人に任せる負担もある。

でもいざとなった時に加勢に来てくれる人がいない・・・

 

またまた迷ってしまいます。

妻とも散々話し合いました。

妻もまた迷っていました。

こども病院に入院している時、知り合いが誰もいない神戸で妻は一人で息子の看病を頑張ってきました。

妻一人に負担をかけたくない。

でも、息子のことを一番に考えるとこの地に家を構えたほうがいいのは間違いない。

毎晩のように話し合いは続きます。

でももう日にちはありません。

何が一番いい選択肢なのか・・・

 

平日の日中私は仕事のため妻任せとなります。

しかも会社も忙しいので、夜帰りが遅くなることがほとんどでした。

息子が寝た後に帰ってくる・・・日常茶飯事でした。

こんな状態ではまた妻一人に負担がかかってしまう

でも・・・

 

そしてようやく決まりました。

「家を買おう」

最終的には息子を一番に考えた決断です。

ここだったら大学病院も近い

何かあったらすぐに行ける。

医療関係のネットワークも整っている。

妻には本当に申し訳ないが、やはり息子のことを考えると・・・苦渋の決断でした。

妻もまだ迷っている感じでしたが、もう日にちがなかったので、ほぼ衝動買いに近かったと思います(笑)

 

こうして小学校入学前に家もようやく決まりました。

幼稚園の友達も一緒の小学校に行くので安心です。

でも妻への負担が一番心残りでした。

でももうやっていくしかない。

何かあったらその時その時に考えればいい。

妻も割り切っている様子でした。

 

これから入学準備、家購入の手続き、引っ越しと大忙しです。

でも、これで拠点が決まったという安心感はありました。

入学に向けて準備は着々と進んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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