②在宅看護編

抜管後の様子は・・・

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

4歳(2013年4月)の息子です。

ついに今日、気管切開の抜管成功しました。

でも、まだまだ油断できません。
気管が再狭窄してまた再び気管切開の可能性があります。

過去の窒息の記憶がよみがえります。
「二度とあんな思いはさせてくない」

息子の抜管に喜びつつも、息子の経過観察に余念はありません。
妻と交代で息子のそばから片時も離れないように、最善の注意を払います。

もちろん夜も一緒にお泊りです。
本来は完全看護制のため、本来付き添い入院はできませんが特別に許可をいただきました。

赤ちゃんの時から気管狭窄で常に「ゼコゼコ」苦しそうで、気管切開をしてからも常に痰が「ゴロゴロ」していた息子でしたが添い寝をしてわかります。

「息子がすやすやと寝ている」
こんなに幸せなことはありません。

おかげで病院の狭いベットにもかかわらず、私も朝まで爆睡です。
いつも夜吸引で頻繁に起きていたため、こんなにぐっすり寝れたのは数年ぶりのような気がします。
おかげで朝は息子に起こされました(笑)

息子の喉を見ると、チューブがありません。
「本当に夢じゃないんだ」

気管切開でのどにチューブを入れていたため、聞き取りにくかった息子の声もだんだんはっきりと聞こえてきます。
「こんなにかわいい声だったんだ」
息子との会話も弾みます。

妻も朝早く、病院にかけつけます。
「今のところ大丈夫だよ」

そして、息子の話し声を初めて聞いて感動です。
「赤ちゃんの時、手術前の泣き声以来かもね」
息子も話せることがうれしいようで、どんどん話してきます。

それから数日がたちました。
(もちろんその間ずっと病院にお泊りです・・・)

呼吸状態も順調です。
先生と話し合った結果、予定よりも早く退院できることになりました。

「帰りにアンパンマンミュージアムに行こう」
「やったー」

息子は当時アンパンマンが大好き。
頑張ったご褒美です。

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