①闘病編

こども病院から初めての外出

初めての方はまずこちらをお読みください。(希望の星『わくわく日記とは』

神戸のこども病院に入院している息子も1歳7か月となりました。

気管切開のまま、ついに来月、鹿児島に戻ることになりました。

今日は、日曜日
家族3人での初めてのお出かけです。
病院の先生、看護師さんの計らいにより、病院から車で30分ぐらいのところにある「須磨水族園」に遊びに行くことになりました。

病院のベットの上で息子のお着替え。
(何か変な感じですが・・・)

息子との人生初のお出かけにわくわくが止まりません。
めいっぱいおしゃれをさせます。

そして、病院の先生、看護師さんにあいさつし、タクシーに乗り込みます。
山を下り、ついに水族園に到着
いつも病院の中にいる息子にとって、太陽の光はとてもまぶしいようです。

周りからは一見、どこにでもいる家族連れに見られていたと思いますが、私たちにとってはすべてが新鮮です。

息子と一緒に外出すること。
一緒に水族園で遊ぶこと。
外で写真をとること。
イルカのショーをみんなで見ること。

1歳7か月にして、すべてが初めての体験です。

普通の家族の日曜日ってこんな感じなんだな。
「こんな日がくるなんて・・・幸せすぎです。」

会話も弾みます。
妻もいつも以上にはしゃいでいます。

それにしても、こんなにうれしそうな妻を久しぶりに見たような気がします。
本当に苦労をかけました。

初めての外出で、新たな課題も見えました。
「気管切開」をしているので吸引です。

息子の痰がたまるたびに、吸引器を出して、毎回消毒して吸引しなければなりません。
これは外出が大変だ。
簡単に外でも吸引できるようにいろいろと工夫が必要なことがわかりました。

息子はというと、初めて見る景色や動物に緊張気味です。
終始表情が硬かったような気がします。
無理もありません。ずっと病院にいたのですから・・・

こうして、私たちにとって、初めての日曜日が終わりました。
提案していただいた病院の先生、看護師さんに感謝です。

ただ、息子の体力はまだまだです。
翌日から、熱が出て、約1週間体調を崩してしまいました。

そして、来月はいよいよ鹿児島へ転院です。

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